加湿器のデジタル表示が、何故か急に湿度から温度に切り替わっていて動揺した今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
唐津市に住む被害者の男性は、「なんでこんなにムシムシするのに湿度が25%!?と混乱してあわや加湿器を作動させるところでした…」と話しており、いまだに湿度表示への戻し方は明らかになっておらず、事態の収束にはもうしばらく時間がかかる見通しです。
そんなこんなで、例年よりも3週間ほど早く梅雨入りした昨今なので、今回は「雨漏りへの応急処置法」について書いていきます。
先日は、佐賀のみならず九州多県で災害級の雨が降りました。
数日は落ち着いた気候となりそうですが、まだまだ終わりの見えない梅雨に不安は付きまといます。
しかも、今年の夏は「高温多雨」の予報が出ており、雨への備えはさらに重要となってきそうです。
梅雨時期は、雨漏りのご相談・お問い合わせが特に多い時期ですので、工務店も急には対応できない時が出てまいります。
なので、雨漏り時の応急処置法を知っておけば少し安心していただけるかと思い、その方法をご紹介いたします。
雨漏りをすぐに完全に止めるのは、プロでも容易ではありません。
原因箇所の特定が難しい場合は特に手間と時間を要します。
雨漏りが発生した際にしっかいと行っておきたいことは、「被害の拡大を抑える応急処置」です。
まず、雨漏りが発生している場所の下に新聞紙やタオル、できればブルーシートを敷き、その上にバケツや桶などを置いて被害の拡大を防ぎます。
これで2次災害の可能性を減らすことが出来ます。
窓際から雨が漏っている場合も、雨水で浸っている場所に新聞紙やタオル・紙おむつなどを用いて吸水しましょう。
ささやかな処置と思われるかもしれませんが、被害をできるだけ少なく抑えるためには必要な処置です。
侵入した雨水は、建物を腐敗させてカビやシロアリの発生原因となったり、漏電や火災の危険性にすらつながってまいります。
雨漏りの原因箇所がわかっている場合は、そこを防水テープで塞ぐなどの処置も有効です。
できるだけ早期に的確な対処を行い、快適な住まいと暮らしを守りましょう!