やっと唐津もまとまった雨が降り、全国的にも夏の水不足の心配は多少解消されたようです。
PM2.5も落ち着いてきましたので、改めて「換気」について書きたいと思います。
換気は、新鮮な吸気の供給、汚染した空気の排除の他、除塵・室温調整・脱臭・除湿などの効果があります。
いまどきの室内は、どんな季節でも快適に過ごせるように気密性の高い設計になっています。
ですから、意識的に換気をしないと、わたしたちの呼吸や、ガスや灯油を使う暖房器具・調理器具から出る二酸化炭素や一酸化炭素、建材や家具から出る化学物質、料理やペットのにおいなどが溜まっていってしまいます。
さらに、ホコリや雑菌、湿気やカビなどもどんどん増えていきます。
かつての日本家屋は、わざわざ窓を開け放たなくても、まるで家自身が呼吸をするように、自ずと換気されていました。反面、冬にはすきま風で寒かったり、虫や小動物などが入り込みやすかったりしたという不都合もありました。
そのような不都合がない代わりに、高気密な現代の家屋に住むわたしたちは、めんどうでも窓を開け、汚れた空気を外に出し、新鮮な空気を取り入れる必要があるのです。
梅雨の時期、対策を何もしないままでいると、湿気がカビやダニの温床となってしまいます。
そのまま夏を迎えると、暑さでダニが繁殖。
秋口にその死骸が部屋の中に充満することとなり、アレルギーの原因にも…
梅雨は外の湿気も多いので窓を開けないがいいという意見もありますが、基本的には「空気を滞らせる」事を避けないといけないので、梅雨でも積極的に換気されることをおすすめします。
換気をするときに大切なのは、空気の「取り入れ口」と、「逃げ口」になる両方の窓を開けること、つまり、「風の通り道」を作ることです。
風の通り道の作り方としては、・窓がある場合は部屋を風がなるべく長い距離を風が吹き抜けるようにし、開けた窓(風の入口)と対角線上に風の出口を作るのが基本的な方法です。
複数の窓を開けると、空気がよどむ場所が少なくなって、効果的に換気ができます。
加えて換気扇をつけるとより効果が高まりますが、換気扇の位置によっては、換気扇から排出された汚れた空気が窓から再び入ってしまうこともありますので注意が必要です。
空気が滞りがちな押し入れや部屋の角などは特に換気を計り、こまめに空気を循環させることを心がけましょう。
余談になりますが、父の日に親子でゴルフを楽しんでいた父親と息子が、パー3のホールで、親子揃ってホールインワンを決めたそうです。
ルーニー・ホワイトナーさん(57)と息子のザック君(13)がホールインワンを記録したのは、リッチモンドのリバーポイントゴルフクラブの6番ホール。
父親のホワイトナーさんが打ったボールは、フラッグポールに当ってそのままカップイン。
一方、ザック君のボールは、ピン側に着地後、ゆっくりと転がってカップに吸い込まれたそうです。
ナショナル・ホールインワン・レジストリによると、二人のプレイヤーが同じホールでそれぞれホールインワンを決める確率は1700万分の1だそうです。
しかも、それが親子となるといったいどれくらい奇跡に近い記録なのでしょうか?
愛か絆か、両方か、どの力が働いたかわかりませんが、心が温かくなりますね。