ジメジメとした湿気が気になる時期になりました。
湿気は、不快指数の上昇の他、結露やカビ、ダニ、シロアリ等の発生原因になります。
湿度が高いと、喘息やアトピー皮膚炎、鼻炎などのアレルギー症状が出る割合が高いという実験データもあります。
これらが発生すると、家の寿命を縮めるだけでなく、住んでいる人の健康にまで悪影響を及ぼしかねませんので、家の湿気対策をきちんとし、予防することが大切です。
晴れた日は、家をなるべく閉めきらないようにして「換気」を心がけることや、洗濯物など、湿気のもとになるものを、なるべく室内に置かないように気をつける事が大切です。
「換気」はとても有効な対策ですが、ただ部屋の窓を開ければいい訳ではありません。
例えば、玄関とベランダの窓、リビングと寝室の窓など、離れた2カ所を開けて空気の流れを作りましょう。
空位の流れを作ることにより、部屋の湿気を空気の流れにのせて外に逃がせます。
必ずしも窓を広く開ける必要はなく、少し開けるだけでも効果が得られます。
逆に雨の日に窓を開放することは逆効果です。
空気は調和しようとしますので、湿度の高い空気を入れると、家全体の湿度ももちろん上がります。 そんな時は、エアコン等についている「除湿・ドライ」機能を利用することが賢明だと思います。
この時期は特に、「空気を滞らせない」事が大事です。
「流るる水は腐らず」とも言いますし、自然ってそう出来ているのですかね。
湿度が15%下がると、体感温度が1℃下るといわれており、湿度80%から50%まで下げれば体感温度が2℃下がります。
蒸し暑い、不快な環境を避け、快適に暮らす為にも、適切な湿気対策をお薦め致します。
さて、今回は「N様アパート」の施工状況をお伝えします。
内装工事が進み、今月末の完成に向けて仕上げにかかります。
前回お伝えしておりました、「M様邸」の施工状況は、諸事情により来週のご紹介となります。ご了承下さいませ。