とうとう、唐津くんちまであと2日となりました。
華やかな本番は、3日間だけのあっという間の時間ですが、それを執り行う為の準備や練習は1ヶ月以上に及びます。
山囃子の練習は10月1日から始まり、本番直前まで40時間以上行い、唐津神社の幟立て、曳山の掃除や飾り付け、采配・五平作り等など・・・おそらく皆さんの想像の数倍の時間と力を費やします。
私は、今年から囃子方の責任者と山上の責任者を担って、練習・指導・作業はもちろん、本番の囃子方・山に乗るメンバーを選考、調整し一覧表にまとめるだけで数十時間・・・。
改めて祭りの光と影を思い知りました(^_^;)
しかし、それが苦でないのも唐津くんちの魅力かなと感じます。
ほかの方も同じように多くの時間と労力を費やし、唐津くんちを執り行うことが出来ると思うと、とても重みのある貴重なお祭りだと感じます。
その辺も知って観ていただくと、また違った感覚で唐津くんちを楽しんで戴けるのではないかと思います。
「唐津くんちは楽しんだ者勝ち」という人もいますが、私はそうは思いません。
唐津くんちに勝ちも負けもありません。
参加する皆さんが、力を合わせて曳山を動かし、無事納める事が一番の価値ではないかと考えています。
勝手な行動は慎み、自分のためではなく祭りのために一致団結し、素晴らしい3日間になることを願い本番に臨みたいと思います。